【コラム#2】勉強は何のためにするのか

いつもDiscovery Schoolの活動を見守って頂き、ありがとうございます。

4月よりオンライン学習塾がスタートしました。新学年の良いスタートダッシュを切るサポートができればと思いますので、引き続きお問い合わせお待ちしております。

今日は『勉強は何のためにするのか』をテーマに書かせて頂きます。

学校の先生をしていた頃も、何度も聞かれた質問です。

私の教育観として勉強が全てではないことは確信していますが、勉強は『やっておいた方がいい』ということも間違いないと考えています。

主にその理由は2つです。

1.日本において学歴はアドバンテージとなるから。

私自身、学力はその子の能力と比例するわけではないと考えていますが事実として、日本は現在も学歴が重要な指標としてみられており平均年収も学歴に比例する傾向にあります。

東大出身で平均約700万円と言われていますが、東大出身ではなくとも年に700万円を稼ぐことは可能です。しかし、学歴というアドバンテージを持たずに700万円稼ぐことは、学歴というアドバンテージを持った状態で結果を出すこと以上に大変な労力を要します。

そう考えたとき、学生時代に取り組む勉強は、ノーリスクハイリターンの自己投資と言えるのではないでしょうか。私は勉強をやってきて後悔している大人を見たことがありません。

毎日強制的にやらされる勉強を、『自分の未来への投資』として勉強できる子が1人でも増えてくれたら嬉しいです。

 

2.論理的思考力を鍛えることができるから。

『数学の公式や歴史の年号を覚えて何になるんだ』といった趣旨の話はよく聞きます。

数学を勉強することで日常生活の課題解決のヒントになったり、歴史を知ることで経済を深く知れるといった知識がそのまま活きる側面もありますが、本質的にこれらは論理的思考力を鍛えていると私は考えています。

論理的思考力とは、“ものごとに筋道を立てて考える力のこと”を言いますが、『世の中の仕組みはなぜこうなっているのか』『どうすれば次のテストで〇〇点を取れるか』これを考える過程が、大人になってから確実に活きます。

今日は私の持論を2つ紹介しましたが、今回の記事が少しでも目的を持って勉強するきっかけになれば嬉しいです。

 

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私たちはいつか、子ども達が多様な選択肢のなかから自分の本当に好きなこと、やりたいことで才能を開花させる教育ができる時代が来ると信じています。

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